[ 特許権 ]
特許に係る発明を独占排他的に実施できる権利。自然法則（例えば、丸太は水に浮かぶ）を利用した技術的思想の創作であればよく、物を作る方法も保護対象。
[ 実用新案権 ]
物品の形状、構造、組み合わせに係る考案を独占排他的に実施できる権利。特許とは異なり無審査で登録されるため、権利行使には一定の制限が課せられる。方法については保護対象外。
[ 意匠権 ]
物品のデザインを保護して独占排他的に実施できる権利。類似範囲まで権利が及ぶ。
[ 商標権 ]
商品や役務のネーミング、ロゴ等を保護し、登録になった商標を独占排他的に使用できる権利。類似範囲まで権利が及ぶ。
[ 著作権 ]
自己の思想・感情を創作的に表現した著作物を
保護する権利。
[ 不正競争防止法 ]
同業者間における不正を防止して、健全な競争を確保する為の法律。特許権等とは異なり、何らかの権利を付与するものではない。
