VOL.33 「特許情報プラットフォーム」について

VOL.33 「特許情報プラットフォーム」について

2021年11月5日 【

今回はインターネット上で利用できる「特許情報プラットフォーム」について、簡単なご紹介をしたいと思います。

「特許情報プラットフォーム」はINPITという公的機関が運営するサービスで、過去に出願された特許、意匠、商標等に関する情報を知ることができます。「特許情報プラットフォーム」は「J-PLATPAT」とも称され、利用料は無料です。

例えば、特許出願を行うと18ヶ月後に出願した発明の内容が公開されます。商標登録出願に至っては、出願日から1~2ヶ月後に出願した商標の情報が公開されます。

「特許情報プラットフォーム」の何が面白いかというと、将来どのような製品が登場するのかを、公開された発明の内容から知ることができます。

下記の画像は「特許情報プラットフォーム」で出願人情報を「アップル」と入力した画面の一部を示しております。下記画像では見えていませんが、実際には下方に「検索」ボタンが表示されております。

無題

下記画像は、「検索」ボタンをクリック操作した後に表示される検索結果画面の一部を示しております。

実際には、過去に出願された多くの出願情報がスクロール表示されています。文献番号をクリック操作すると、図面や発明の詳細な説明を閲覧することができます。

無題2

詳細な説明等に記載されている文章は、難しい内容のものばかりですが、図面を見るだけでも面白いと思います。

 

商標検索も非常に面白いです。例えば、上述した特許検索と同じ要領で、出願人情報を「株式会社ジャニーズ事務所」と入力して検索をかけると、どのようなネーミングが出願されているのかを知ることができます。その中には、将来デビュー予定のグループ名が含まれているかもしれません。

 

このように、特許情報プラットフォームは「未来」を知ることができる貴重な存在です。

 

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